我が家のペット

第3回 花巻市医師会 菊地 邦彦 先生

初めに、私がペットを溺愛しているという噂で、今回の原稿依頼がきたようだが、それは全くの誤解である。多分、医師会野球の宴席で事実を淡々と喋ったのが、そう受け取られたのだろう。

我が家のペットは、メスのミニュチュアダックスフントで3才である。名前はフロイデというが、略してフーちゃんとも呼んでいる。

3年前、新潟で一人暮らしをしている息子が4〜5ヶ月アパートで飼っていたのだが、実家に帰省した際、そのあまりの行儀の良さに惹かれ、私が息子に頼み込んで譲ってもらった。息子はすぐ代わりのダックスフントを九州から空輸して買ったが、当然、代金+アルファを私が支払った。

どこが素晴らしい犬かというと、私が言うと自慢話になるが、お行儀が良く、お利巧で、甘え上手で、運動神経が良いのである。

半年程は全く吠えなかったので心配したものである。また、命令は全て英語で理解している。お手はハンド、散歩はウォーク、お座りはシット、伏せはダウン、お回りはターンetcである!! また、甘え上手で、私が座っているといつの間にか膝の上で寝そべっている。

毎朝、散歩は省略して、室内でボール遊びをするが、最近は硬式テニスボールをノーバウンドで直接口で受け取り、私に持ってくる。また、シャンプーされるのも好きなようで、風呂場で大人しく座って洗わせる(シャンプーも私の担当である)。

唯一の欠点は、胴が長い為、オムツシートからいつもオシッコを外してしまうことくらいである。どういう訳かシートを長くしても外してしまう。子供たちのオシッコを拭いたことはなかったが、フロイデのオシッコは毎日拭かされている。

我が家のフロイデにはいつも気持ちが和まされているが、そんな私はやっぱり、フーちゃんを溺愛しているのだろうか……?

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愛犬フーちゃん
愛犬フーちゃん