昨年度末より、医療界はなにかと忙しかった。喜ぶべき忙しさではなく、将来の不安を増長させる忙しさである。9月の衆院選挙の自民党圧勝という「小泉劇場」開演以来、「郵政民営化」が決定し、その鉾先を医療分野に向けてきている。11月末に出された政府・与党の医療改革大綱案は予測された内容とはいえ、高齢者に冷たい内容である。しかし、小泉さんは子供に優しいかというとそれも無い。そして、「医業経営が昨年より良くなることは決してありえない」と断定的に話す先生もいる。昨年は亡くなられる組合員の先生方、友人も多かったが、最近は先に逝った方々のほうがラッキーではないかと思ったりする。少々欝傾向か？
楽しいお話をしよう。平成17年10月30日の第33回全医協連通常総会で眞瀬理事長は、全医協連常務理事に選出された。調査企画のチーフとして活躍するとのこと。後日、全医協連から連絡があり、私も若山副理事長の後を継いで全医協連広報部会員に就くことになった。嬉しいお話と思ってはいるが、来年の今頃後悔してションボリしている私の姿があったら、優しく微笑んで欲しい。
とにかく、一番元気な眞瀬理事長は「今年は様々な面で『いわて医師協同組合』は頼りにされるだろうし、その期待に添わなければならない。頑張ってください」とハッパはかけられるが、どうも不安だけが先に立つ。やっぱり、欝か！！
（菅原 克郎）
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岩手の四季「冬の浄土ヶ浜」 |
陸中海岸国立公園の中心をなす浄土ヶ浜は、宮古の景勝地。
白い石英粗面岩が林立、一つ一つの表情を見せて海岸を彩ります。松の緑と岩肌の白、岩の群青とのコントラストはまさに一見の価値があります。「岩手の海水浴場８８選」に選定されております。冬、朝日が昇る絶景に思わず我を忘れます。
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