エリア13

地区だより(16)

けったら喰ったら、く
味楽苑みらくえん

花巻市医師会 恵ライフクリニック 高田 恵一

いわゆる隠れ家的存在のような味処。西南地区の味処をご紹介したいと思います。

街中から花巻・和賀線を使い、当院の前から笹間農協を右手に信号機を北上方面にほんの少し(10秒程度)走った左手にそれはちょこんと存在するのです。知る人ぞ知る所以です。(当然地元では超有名店です。先日、じゃじゃじゃTVでも紹介されております。)

今回はオーナーにその魅力を綴っていただきましたのでご紹介させていただきます。

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味楽苑

今から30年前、「田舎に焼き肉しながら、生ビールが飲める店があってもいいのではないか?」と思い付き、試行錯誤を重ねました。農家件数が多い地区での商標。農作業服でも気軽に入れて食事をするのには、ラーメン類や丼類もメニューにあればいいし、出前も農繁期は役に立つのではないか等等。そんな地元に根付いた「焼き肉屋さん」を心がけております。

当店自慢をいくつかご紹介いたします。

カツ丼…でっかいガス釜で炊く「ひとめぼれ」はツヤツヤと粘りがあり、丼類には最適。分厚いカツに秘伝のタレをたっぷりと注ぎ、仕上げの卵でふんわりと包み込む。ひとくち口に含んだとき、おいしい!と思わず口に出ます。甘さとしょっぱさが絶妙のバランス。おもわず笑顔になります。お昼御飯にお奨めです。味噌汁、お新香付きで735円。一度食べたら忘れられない味です。

ラーメン…地鶏二羽、ニンニク、根ショウガ、野菜、煮干し、とんこつ、昆布を数時間煮込んだスープが決め手です。あっさりとした上品な味わい。いろいろラーメンの種類はありますが、昔ながらの変わらない味がお奨めです。出前の注文者いわく、「のびてもいいからラーメンをお願いします」と。老若男女人気ナンバーワン!475円です。ちなみにチャーシューは当店オリジナルです。他に、当店名前入りラーメンも人気急上昇中です。この「味楽ラーメン」は、ボリュームがたっぷりあり、でっかい手作りギョーザが二個入った、あんかけしょう油ラーメン。これ一杯で満足感十分です。630円。お腹ペコペコ状態で食べたい逸品です。

冷麺…これからの季節にぜひどうぞ!!麺もスープも手作りです。麺をこねる時、食べられるお客様に喜んでいただけるよう、心を込めてこねあげております。冬でも汗をかくほど腕に力が入ります。スープは冷麺の命ですので吟味しております。季節の果物をトッピングして735円。さわやかなおいしさです。カクテキもオリジナルです。おかわりもどうぞ。

味付けホルモン…原料の直腸は歯ごたえがあり、その素材をうまく引き出したオリジナルの調味料で味付けをしています。お酒にもご飯にもよく合います。お好みで塩味でも、どちらでも御賞味下さい。勿論、出前もOKです。一人前525円。これがあると、ご飯がたくさん食べたくなります。お子様用には食べやすいサガリがお奨めです。オリジナルのタレでどうぞ。まだまだメニューは山ほどあります。店内のメニュー表でご注文下さい。出前の際、メニュー表を持っていますので、ぜひ一枚、ご自宅に注文用としてゲットしてください。

最後に当店自慢はまだあります。それはスタッフです。どんなに忙しくても、疲れていても、笑顔で働いてくれます。自分たちの店を愛しています。そして、味に自信をもっています。何よりお客様に丁寧です。それはきっと先祖代々の先輩たちが築きあげた味を大切に守っているからに他なりません。今後とも皆々様方どうぞごひいきに!!

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味楽苑

と、それはそれは笑顔の素敵なオーナーの一筆でした。感謝!!

そこは、宮崎駿ワールドのワンシーンのごとく、我々には隠れ家的存在でありますが、地元では自慢の存在感のある味処です。すでに訪れたことのある先生方の感想は、ニラレバを頼んだら、レバニラがきた(メニューではレバニラと記載されていますが、とにかく野菜よりレバーが多い)という先生、焼き肉では肉の一切れが大きいという先生、など逸話は数知れず大好評です。自分は、味楽ラーメン(辛くないのに何故か汗が止まらない)、生姜焼き定食(この味に、はまった時期あり)がお奨めです。

じゃじゃじゃ、まずは「けったらくう?んだらばいってみでけで。いまだでば。」

 

※この記事は「医報はなまき」391号(平成25年7月)に掲載されたものを、編集部の許可を得て、一部再編集のうえ再掲しました。

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