エリア13

地区だより(23)

けったら喰ったら、く
蒸しアナゴ

花巻市医師会 三浦医院 三浦 良雄

本日、紹介するのは喜久寿司のアナゴです。私が花巻に来てすぐにアスカ会という無尽に入会しました。初めてのアスカ会で二次会に行ったのが以前は大通りにあった喜久寿司でした。

当時花巻市医師会長だった瀬川忠吉先生に連れて行っていただきました。「あなごあるっか?」と独特の瀬川会長の言葉が発せられると、すぐに大きな皿が出てきました。そこには細く千切りされたきゅうりが皿いっぱいに分厚くひかれその上に飴色にかがやいた分厚いあなごがこれまた隙間なく並べられ、ホヤホヤと湯気が立っていました。甘く香ばしいかおりで程よく腹がふくれ、酔いがまわった私にまた食欲をわきたたせるのに十分なものでした。

周りにいる二次会参加の面々からも歓声が上がります。口にすると柔らかく甘く何とも言えない口当たり。あっという間に皿は空になりました。私は初めてのその味に感激しその後何度も通ったものです。

現在、喜久寿司さんは店が材木町に移転しております。当時と同じメニューがあります。私は行くたびに食べます。あえて写真は載せません、どうぞ御自分の目で見て、舌で味わってください。お寿司屋さんですのでどうぞ寿司も味わってください。
(喜久寿司 花巻市材木町8─12 TEL 0198─23─5432)

※この記事は「医報はなまき」408号(平成26年12月)に掲載されたものを、編集部の許可を得て、一部再編集のうえ再掲しました。

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