岩手労働局からのお知らせ

事業主等が雇用する労働者に職務に関連した訓練計画に沿って訓練を実施した場合、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部を助成する人材開発支援助成金という助成制度があります。

今般、「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」（令和4年10月28日閣議決定）において、デジタル分野等の新たなスキルの獲得と成長分野への円滑な労働移動を同時に進める観点から、3年間に4,000億円規模で実施している「人への投資」の施策パッケージが5年間で1兆円へ拡充されました。これを受け、厚生労働省では、人材開発支援助成金に「事業展開等リスキリング支援コース」を本年12月から創設するとともに、本年4月から創設した「人への投資促進コース」につきましても制度の改正を行ったところです。

「事業展開等リスキリング支援コース」では、別添のとおり、新規事業の立ち上げなどの事業展開等に伴い、新たな分野で必要となる知識及び技能を習得させるための訓練を実施した場合に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部を助成するものです。

また、「人への投資促進コース」では、別添のとおり、助成率を引き上げるなどの改正を行っております。

つきましては、企業における人材育成に係る負担軽減の一助として、人材開発支援助成金を広く活用していただきたいと考えています。

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