人も企業も生命体。体内に流れるエネルギーを感じながら絶えず変化し、成長しています。こうありたいという意志をもつとき、そのエネルギーは最高の密度とスピードに達し、体のなかを駆けめぐります。
強力な組織体をバックボーンに各企業がもてる力を十分に発揮する北上金属工業協同組合は、昭和55年、北上市街に点在する機械加工中小企業の有志10社によって組織されました。町工場の抱えるさまざまな問題点−−規模の拡大や騒音公害の解決と、新しい時代に向けての設備の充実、技術の向上を最重点課題として設立されたものです。昭和58年、飯豊西部中小企業工業団地に組合員20社が入居し、団地の完成を見ることが出来ました。
集団化によって工場施設の拡充、技術と設備の充実が実現し、体質の改善強化が促されました。さらに、共同購買や共同金融など各種共同事業の推進により効率的な生産体制がとられ、生産コストの低減が可能になりました。今後は組織体の利点を生かし、共同受注体制、共同開発という新分野の開発にも力を注いでいきます。
作業環境の改善は著しく、また組織的な雇用体制を確立することにより労働条件も格段の向上を遂げ,これらの相乗効果により、安定した経営体制が確立されました。隣接する工業団地では最先端をいく大企業が操業されており、交流を通じて優れた技術の習得も大いに期待されるところです。