我が家のペット

北上医師会 とどり小児科医院 都鳥 和理

我が家には二男一女の子供たちがおりますが、一昨年と今年に養子が加わりました。三男ポメラニアンの「アルト」、四男トイプードルの「モルト」です。

それぞれ私と家内が一目惚れして、我が家に別々の時期に迎えることになりました。

三男は、元々ポメラニアンが好みであった私が、ふと思い立って盛岡のブリーダーさんの犬舎に見学に行き、帰宅後そのイメージを子供たちに伝えるために、その犬舎のWEBサイトを見せたところ、その犬舎仲間から子犬情報がアップされておりました。情報開示から15分の時点です。その子犬の写真が「僕を養子にして!」と訴えているように見えて、緊急家族会議を開きその5分後には、その犬舎に電話して我が家に迎えることになったのでした。後日知ったのですが、我が家の電話の直後、大阪から引き合いがあり、あと5分遅ければ、この子は大阪で暮らすこととなっていたそうです。

四男は、家内がその後に家族旅行の際に出会ったボルゾイに一目惚れして以来、『次に飼うのはボルゾイ!』と公言しておりましたが、今年になり前述の犬舎WEBサイトをたまたま見ていて、いきなり気になる子犬がいると言い始め、写真を見たところ円らな瞳で見つめるトイプードルの子犬のアップ写真を見せられました。最初はどんな大きさの子犬なのか聞くつもりで電話をかけた様ですが、話をしているうちに何を思ったのか、「我が家で飼います!」と宣言して、この子も情報開示から10分程度で電撃的に養子になったのでした。

最初に迎えた「アルト」は原稿執筆時点で1歳8ヶ月。おっとりとした性格で、当時一人っ子の上末っ子だった立場から、箱入り息子として甘やかして育てたため、人(犬)見知りの内弁慶です。また警戒心が強いため、普段聞き慣れない音がしたり、見知らぬ人が寄ってくると吠えまくるため、自宅警備員(犬)として活躍しております。但し耳が良すぎるため、夜トイレに起きて廊下を歩く足音にも誤警報を出すので、夜の安眠妨害になることもしばしば…(とほほ…)

次に迎えた「モルト」は、生後6ヶ月の子犬。性格はやんちゃで社交家!人も犬も大好き、特に遊んでくれる人&犬は特に大好きで、誰にでもついて行ってしまう始末。いまはこちらが末っ子なので、更に甘やかし放題。いたずらや粗相も激しいですが、幸いにもとぼけた風貌のため憎まれず、尻ぬぐいをする事に日々追われています。

この末っ子を迎えるに当たり(生後当時2ヶ月)、人(犬)見知りのアルトが受け入れるか大変心配(家族も事情を知っているブリーダーさんも!)しておりましたが、犬舎に迎えに行った際にそんな心配つゆ知らず、すぐに弟犬に興味を示し、自宅に連れて帰ってきた際には、見知らぬところに連れてこられてびくびくしている弟を甲斐甲斐しく世話をし、一緒に丸まって寝る姿を見て感動し、翌日にはトムとジェリー宜しく、追いかけっこして遊ぶ姿も見られ、非常に安心しました。

今では二匹そろって我が家のアイドル! 日々の仕事や勉学に追われる家族の癒しとして、また見習いも徐々に様になってきた警備員(犬)として、日夜活躍しております。(笑)

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三男アルト
三男アルト

四男モルト
四男モルト

アルトとモルト
アルトとモルト