明けまして、
おめでとうございます

いわて医師協同組合
理事長 眞瀬 静

組合員の皆様、ご家族の皆様、お元気で新しい年をお迎えしたことを心からお慶び申し上げます。昨年は、厳しい経済環境ではございましたが、お陰さまで組合の事業も前年と変わらない実績を上げることが出来ました。これも組合員の皆様方には、「いわて医師協同組合」の事業に対して絶え間ない温かいご支援のたまものと、役職員を代表して心から感謝申し上げます。

昨年は、年初より世界各地の大地震などの自然災害の発生で始まりました。そして、宮崎県では、家畜の口蹄疫の被害で終結宣言まで約4ヶ月もかかり、食の安全に対して大きな警鐘となりました。7月下旬からは、全国的に記録的な猛暑が続き「熱中症」での救急搬送者が5万人を超え、死者も150人以上もありました。政治も昨年7月の参院選挙で自民党の棚ボタ的な勝利で、民主党政権も危機に瀕し、9月の民主党代表選挙により、さらに政治は空転し、政治・経済も停滞、国民不在の権力闘争にあけくれた1年であったと思います。

医療界をみますと、昨年4月には、診療報酬改定がありました。病院側には幾分メリットがありましたが、一般診療所には殆どプラスは無く、医療経営は厳しさが増しています。

「いわて医師協同組合」は、本年度も組合員の皆様方にもこれまで以上の厳しい経営状況が予想されますが、これまで通りの「医療廃棄物事業」、「カタログ通販事業」、「各種保険事業」等などはもとより、新規事業を立ち上げ、組合員の皆様の少しでもお役に立てるよう役職員一同、懸命の努力を傾けるつもりであります。

これまでも、岩手県医師会をはじめ、岩手県医師国民健康保険組合、岩手県予防医学協会、岩手県医師信用組合の皆様には厚いご支援を賜りました。岩手県中小企業団体中央会の皆様方におかれましても、今まで通り、温かいご助言、ご支援をお願いします。そして、組合員の皆様方におかれましても、これまで通り「いわて医師協同組合」活動へのご理解、ご協力をお願い致します。

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いわて医師協同組合 理事長 眞瀬 静