あとがき  8月22、23日に日本医師会で開かれた「社会保険指導者講習会」に参加した。今年の夏は異常な暑さだったが、東京は別格、「熱中症」での死者も納得できた。講習会のテーマは、来年4月施行の特定健診・保健指導に関連し「メタボリックシンドローム」。演者のほとんどが糖尿病専門の先生方であり「メタボリックシンドローム」は病態で病名ではないので、保険請求の病名として認められないと強調。講師の先生方のお心の中に厚労省の意向が働いているようで、何となくモヤモヤしたものを感じた。
 来年4月は、診療報酬改定、後期高齢者制度の発足、そして特定健診・保健指導と大きな3つの事業が始まるが、安倍総理の突然の退陣、年金問題に追われ、全ての課題が国会の場できちんと議論を尽くしているとは思えない。特定健診・保健指導の請求、後期高齢者の診療報酬請求について電子媒体によるとしている。厚労省も機会を捉えてIT化に拍車をかけたいのだろうが、反応は今ひとつである。いわて医師協同組合では、岩動専務のご尽力によりORCAについてICSとの業務提携のお話しも一歩進んだようである。“乗るかORCA”である。
 10月、郵政民営化が本格スタートする。小泉改革の本丸部分、効率化と事業は拡大されるが、効率化と無縁な地方は切り捨てられ地域格差は拡大する。地方にいるものにとっては、自分たちの愚かさを自覚出来る良い機会だ。
 そして、10月は全医協連の役員改選があるが、長い間、全医協連を強い指導力で支えてきた永井龍行会長が健康上の理由で引退の意向のようである。広報委員会で上京した際にお会いした時「安倍さんのお病気とは違うから・・・」とのこと、眞瀬理事長もお忙しくなりそうだ。

菅 原 克 郎

岩手の四季 「松川地熱発電所付近の紅葉」

岩手の四季
「松川地熱発電所付近の紅葉」

 昭和41年に日本ではじめて運転が開始され、世界でも4番目の地熱発電所。地熱発電とは、マグマが地上に吹き出せずに地層の下で蒸気や熱水を循環させている場所をボーリングして、高温・高圧の蒸気を利用して発電を行うもの。高さ46メートル、直径45メートルの巨大な白い冷却塔からは、常に蒸気が立ち昇っている。松川温泉から歩いて数分の距離、湯上りの散策におすすめ。