明けまして
 おめでとうございます


いわて医師協同組合 理事長  眞 瀬   静

 組合員の皆様、 ご家族の皆様お元気で新春をお迎えのこと心からお慶び申し上げます。
 昨年中は 「いわて医師協同組合」 の事業にご協力をいただき心より感謝申し上げます。 お陰さまで組合の事業も順調に運営されております。

 昨年6月、 小野寺弘之前理事長の後を引き継いで理事長の職に就任し、 半年間が経過いたしました。 長引く不況とともに、 昨年4月の診療報酬マイナス改定、 10月の外総診廃止・高齢者の外来窓口定率負担が実施され、 医療を取り巻く環境は必ずしも良いとは言い難いものでありました。 この医療環境の厳しい時にこそ医療機関におけるパートナーとしての奥様方の力が重要と考え、 6月27日に 「女性部」 設立総会開催しております。 今後の活動に期待するところ大であります。

 また、 10月19日に東京で行なわれた 「全国医師協同組合連合会第30回記念総会」 において購買部関連で当組合が表彰を受けております。 平素の当組合の活動が評価されたものと思っております。 平成10年岩手県医師会の会員福祉部門を任されましたが、 昨年6月1日には組合員の皆様、 ご家族の皆様に安い保険料で高額保障が約束されたグループ保険が新規発足しました。 新規設立時の加入率35%以上、 3年後には50%以上の維持基準という二つの要件も組合員の皆様方のご協力により昨年度で既にクリアーしております。

 平成15年は、 小泉内閣による医療制度改革の名のもとに国民の負担増と医療機関へも厳しい施策が提示されると思います。 4月からは社保本人3割負担が実施、 介護保険報酬の引下げ、 混合診療、 医療への株式会社参入等も強く推し進めることを言っております。 医療環境が厳しくなることは、 医協の果たすべき役割が増大してまいります。 組織の更なる拡大とともに組合員の利益を最優先として福利厚生、 購買、 情報等の各部事業を積極的に推進してまいりたいと思います。

 岩手県医師会を始め、 岩手県医師国保組合、 岩手県予防医学協会、 岩手県医師信用組合ほか医師会関連団体、 また廃棄物処理問題やマルチメディア促進事業についてご指導、 ご援助を賜りました岩手県中小企業団体中央会の諸団体の皆様方には今後も暖かいご助言、 ご支援宜しくお願いいたします。 また組合員の皆様方にもこれまで以上のご理解、 ご協力お願いいたします。


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