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第11回 通常総代会開催(続き)


 最後に、 ご来賓の岩手県中小企業団体中央会の鈴木常務理事よりご祝辞をいただく。

鈴木常務理事
鈴木常務理事
 ご紹介をいただきました中央会の鈴木でございます。
 きょうは、 言うならば21世紀に入りましての初めての総代会であるわけでございます。 第11回、 2と1の違いがありますが、 1、 1ぞろいの区切りのいい総代会、 しかも実績は10年間の実績というふうなことでございます。 心から敬意を表したいと思います。
 まず、 冒頭御礼を申し上げたいと思いますが、 昨年の10月19日に岩手県に全国の協同組合等の代表の方々5,000名が一堂に会しまして第52回の全国大会を開催いたしました。 その際には、 物心両面から大変なご声援を当組合からちょうだいをいたしました。 心から厚く御礼を申し上げたいと思います。 あわせまして、 何分にも5,000名という方々の参加でございますので、 あるいはまた、 組合の代表者というようなことになりますとご高齢の方も結構多い、 あるいはせっかくの岩手での開催だというようなことで北海道から沖縄まででございますので、 この際にご夫婦そろってというふうなこともありまして、 心配いたしましたのは、 体の不調を訴える方があった場合にどうしようかということ等でございました。 皆様方の組合の小野寺理事長先生あるいは鈴木事務長にも早くから相談をさせていただき、 最終的には午前と午後2つの医療班というふうなことでご協力をちょうだいいたしました。 きょうお見えの眞瀬副理事長先生にもみずから実はおいでいただいたわけでございますが、 幸いと言った方がよろしいかと思いますが、 せっかくおいでいただきながら1人ぐらいの相談と申しましょうか、 そんなことで済みました。 主催者とすれば胸をなでおろしたわけでございます。 あわせまして厚く御礼を申し上げたいと思います。 ありがとうございました。
 さて、 きょうの総代会でまた感じたわけでございますが、 10年間の実績というのは極めて大きいんだなというふうなことを思ったわけでございます。 特に第一号議案で常務理事の2人の先生からそれぞれご報告がありましたように、 各般にわたります事業は極めて運営がスムーズになされておる。 と同時に、 それ相応の実績も上げているわけでございます。 購買事業は昨今の経済環境でございますので、 どの業界においても、 あるいは中小企業の我々の他の分野においても同じような経営環境で苦戦の連続でございますけれども、 ほかの事業等を含めて非常に医師先生方のお役に立つ共同事業の展開というふうなことに心を砕いていることにまず敬意を表したいと、 このように思うわけでございますが、 特に私どもの情報関係の支援事業を活用いただいて、 そしてネットワークの構築について積極的に取り組まれたというふうなこと、 それからこれも昨年に始まったわけじゃございませんけれども、 いわゆる医療器具の医療廃棄物の処理について組合としての取り組みが極めて積極的であるというふうなこと、 またその実績を上げているというふうなことについて、 特にこの2つの事業は全国の各県の医師協同組合の中でも、 やっていない県がほとんどであるだけに極めて医師協同組合の名声を全国に博した事業、 このように聞き及んでおります。 これまた心から敬意を表したいと、 このように思うわけでございます。 こういった事業の実施なり、 あるいは組合先生方の取り組みなりというのは、 当然500有余の組合員先生方の協力はもとよりでございますけれども、 何といってもやっぱり理事長先生以下、 副理事長先生あるいは常務先生、 役員、 そして総代の皆様方の私は連帯、 協調のたまものだろうと、 こう思っておりますし、 忘れていけないのは、 このようにして総代会で基本的な物事をお決めになるわけでございますし、 それを受けて理事会において具体的にどうしようかということを話し合って執行に移すわけでございますが、 その実際の執行あるいは処理というのは何といってもやっぱり事務局であるわけでございます。 事務局が整備、 完備されていなければ絵にかいたもちという形に終わるケースが、 私ども会員の560の協同組合の中にもたくさんあるわけでございます。 そういう意味ですべてが一体となった運営というふうなことで高い評価を得られたのは、 これまた当たり前だなという感じもするわけでございます。

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