いわて医師協だより

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Photo Photo 2000.38 平成12年7月25日 

「鉛 温 泉」
 昭和二十五年、 田宮虎彦はこの鉛温泉 (藤三旅館) に約一ケ月余り滞在し、 花巻を舞台に小説 「銀心中」 を書き上げた。 玄関真上の三階の部屋を愛用し、 現在も当時のまま残っている。
 開湯伝説によれば、 温泉主である藤井家の遠祖が今から五百年前、 一匹の白猿が桂の木の根元から湧出する泉で、 手足の傷を癒しているのを見て発見したとある。 記録によると、 天明八年 (1788) 三之助が浴場を建てている。
 数ある湯船の中で出色は立ったままつかる 「白猿の湯」 で、 そのユニークさから名物となっている。
 現在は秘湯として関西方面からの入浴客が多い。

花巻市医師会 小原紀彰



目次 2000第38号
 <平成12年7月25日発行>
【特集】
第10回通常総代会開催さる
【速報】
購買事業における医師協同組合のインターネット活用方法
【常務理事会報告】
第9・第10回常務理事会報告
【支部トピックス】
釜石医師会 道又先生
【購買部より】
お中元のご案内
【厚生部より】
いわて医師協同組合委託保養施設一覧表
【徒然のやぶにらみ】
心の猛き外科医も5〜6歳の童子に泣かされた話
 デクノボー医院 石川茂弘
【いわてのこんなところ】
 星座石 釜石医師会 工藤純孝先生
【組合員の異動】
6月末現在
いわて医協だより原稿募集
【あとがき】

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