エリア13

地区だより(19)

けったら喰ったら、く
「和み」のしめサバ

花巻市医師会 小瀬川皮膚科医院 小 瀬 川  玄

「和み」のしめサバ

今回は吹張町の「和み(なごみ)」をご紹介致します。共楽の隣にある和食のお店です。靴を脱いで入り、個室は掘コタツ式になっており、ゆっくりとくつろげる所です。まずはアサヒスーパードライ エクストラコールドの氷点下(-2℃)の生ビールで喉を潤します。ドライブラックもあり、ハーフアンドハーフも楽しめます。

最近寒くなり、これから脂が乗って美味しくなるのが寒サバです。特に私は「しめサバ」が大好きです。しめサバは、塩を多めにふり室温で約2時間放置後、酢洗いして塩を流し、昆布とサバをビニール袋に入れ、酢をたっぷり入れて冷蔵庫で約15分漬け込みます。酢をキッチンペーパーで拭き取り、皮目に切り込みを1本入れ、八重作りでお皿に盛り付ければ完成です。このツヤツヤピカピカでふっくらした身のしめサバを、ワサビ醤油で頂きます。脂が乗って甘く、酢加減もマイルドでお酒が進みます。これには「酉与右衛門」がぴったり合います。光物が苦手な妻も、これは美味しいと食べています。ただし、いつもメニューにあるわけではありませんので悪しからず。

その他、お勧めなのが「鯛の塩釜」です。鯛の旨味を損なわないように、塩で包んで焼いたものです。塩の殻を割って鯛の身を取り出し、すだちをかけて頂きます。絶品です。残念ながらこれは宴会用のメニューです。

意外と宴会が多く人気のお店なので、予約して行かれる事をお勧め致します。

※この記事は「医報はなまき」396号(平成25年12月)に掲載されたものを、編集部の許可を得て、一部再編集のうえ再掲しました。

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