年頭所感

いわて医師協同組合
理事長 前川 滋

新年明けましておめでとうございます。

組合員の皆様方には、ご家族お揃いで輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

さて、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」は、衆院選で北朝鮮問題と並ぶ「国難」と位置付けた少子化への対応加速が課題になるとしたうえで、2019年10月に予定される消費税率8%から10%への増税を前提に、増収分の一部を子育て支援策に振り向ける方針を表明しました。

財源として見込む消費税の10%への増税に関し、「リーマン・ショック級の事態が起こらない限り、基本的に引き上げていく」と強調し、「大きな経済的な緊縮状況が起これば、判断しなければならない」とも表明しており、増税延期に含みを残したとの見方もあります。

医療・介護ともに、これまでも計画の見直しや報酬の改定は繰り返されてきたものの、今年は介護報酬・診療報酬の同時改定が予定されており、今後の医療・介護施策において極めて大きな節目となります。

このように、医療を取巻く環境は、ますます厳しい状況が続く事が予測されております。そのような厳しい環境を余儀なくされている組合員各位からの絶大なるご支援・ご協力のお蔭で6年間連続して出資配当10%を達成する事が出来ました。

ここに改めて組合員の皆様に対して、深く感謝申し上げ、今年も組合員の皆様により一層の「メリットの提供」を実現するべく、役職員一丸となり努力致す所存でございますので、何卒ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

また、岩手県医師会はじめ関連諸団体とは、今後もより一層の関係強化を図ってまいります。

本年も組合員の皆様方にとって、より良い年になりますようご祈念申しあげまして、年頭の御挨拶と致します。

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いわて医師協同組合 理事長 前川 滋